（カッコ内は前営業日比）
ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>
終値 10625.83（＋5.67）
前営業日終値 10620.16（‐162.79）
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2354.23（＋7.38）
前営業日終値 2346.85（‐47.51）
Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>
終値 1136.94（＋1.26）
前営業日終値 1135.68（‐21.76）
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［ニューヨーク １７日 ロイター］ １７日の米株式相場は終盤にかけて値を伸ばし
小反発。ユーロ圏の債務危機への取り組みが世界的に経済の足かせとなることが懸念され
ているものの、安値拾いの買いが入り切り返した。
今週に決算発表を控える小売り大手のウォルマート・ストアーズ
増益が予想されている。
ウェドブッシュ・モルガンのマネジングディレクター、スティーブン・マソッカ氏は
「市場はこのところ、やや売られ過ぎ、下落がやや行き過ぎていた」と指摘した。
ウォルマートは１．２％上昇。ターゲットは１．６％上昇した。
米株市場は一時、ユーロが４年ぶり安値に下落したことを受け、１％超下げていた。ユ
ーロ圏諸国の財政削減策が経済成長を妨げるとの懸念が圧迫した。
ダウ工業株３０種<.DJI>は５．６７ドル（０．０５％）高の１万０６２５．８３ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は７．３８ポイント（０．３１％）高の２３５４．２３。
Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>は１．２６ポイント（０．１１％）高の１１３６．９４。
５月のニューヨーク州製造業業況指数はプラス１９．１１と、前月のプラス３１．８６
から低下し、製造業セクターが引き続き回復しているものの、回復ペースは鈍化している
ことが示された。
また、中国の景気先行指数は、中国経済の成長ペースがピークを打った可能性を示す内
容となった。これらの経済指標を受け、依然としてぜい弱な経済をめぐる懸念が高まった。
需要をめぐる懸念から原油など商品価格が下落し、エネルギー株が売られＳ＆Ｐを圧迫
した。エクソンモービル
価格の急落を受けて２．５％安となった。
機械大手キャタピラー
ホームセンター大手ロウズ
通しを示したことが嫌気された。
ただ、ダウ住宅建設株指数<.DJUSHB>は、５月の住宅建設業者指数が２年半ぶりの高水
準に上昇したことを受けて一時の下げから回復、０．５％高となった。
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