■対円レートは上昇一服、合意なしの離脱への警戒感残る
先週のポンド・円は上昇一服。
英国の秩序だった欧州連合(EU)からの離脱への期待が高まり、ポンドは一時145円台後半まで上昇した。
しかしながら、EUのバルニエ首席交渉官は30日、「EUは合意なしのシナリオにも備える必要がある」との見方を示したことから、ポンド売り・米ドル買いが優勢となり、この影響でポンドの対円レートの上げ幅は縮小した。
先週の取引レンジ:142円53銭-145円69銭。
■もみ合いか、リスク選好的なポンド買い拡大の可能性低い
今週のポンド・円はもみあいか。
英国の欧州連合(EU)からの強硬離脱に対する警戒感はくすぶるものの、製造業PMIなどの経済指標の改善が予想されていることから、ポンドの買戻しが入りそうだ。
ただ、アルゼンチンペソやトルコリラなど新興諸国の通貨安に対する警戒感は消えていないため、リスク選好的なポンド買いが大きく広がる状況ではないとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・3日:マークイット8月製造業PMI(予想54.1、7月:54.0)
・5日:マークイット/CIPSサービス業PMI(予想53.8、7月:53.5)
予想レンジ:142円00銭−145円00銭
先週のポンド・円は上昇一服。
英国の秩序だった欧州連合(EU)からの離脱への期待が高まり、ポンドは一時145円台後半まで上昇した。
しかしながら、EUのバルニエ首席交渉官は30日、「EUは合意なしのシナリオにも備える必要がある」との見方を示したことから、ポンド売り・米ドル買いが優勢となり、この影響でポンドの対円レートの上げ幅は縮小した。
先週の取引レンジ:142円53銭-145円69銭。
■もみ合いか、リスク選好的なポンド買い拡大の可能性低い
今週のポンド・円はもみあいか。
英国の欧州連合(EU)からの強硬離脱に対する警戒感はくすぶるものの、製造業PMIなどの経済指標の改善が予想されていることから、ポンドの買戻しが入りそうだ。
ただ、アルゼンチンペソやトルコリラなど新興諸国の通貨安に対する警戒感は消えていないため、リスク選好的なポンド買いが大きく広がる状況ではないとみられる。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・3日:マークイット8月製造業PMI(予想54.1、7月:54.0)
・5日:マークイット/CIPSサービス業PMI(予想53.8、7月:53.5)
予想レンジ:142円00銭−145円00銭