上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
前場終値 2763.529 35.046高 556.5億元（上海Ａ株）
寄り付き 2729.992 1.509高
前営業日終値 2728.483 30.719安 987.5億元（上海Ａ株）
ハンセン指数<.HSI>
前場終値 22436.78 375.60高 368.0億香港ドル
寄り付き 22233.70 172.52高
前営業日終値 22061.18 0.60安 619.0億香港ドル
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［香港 ３０日 ロイター］ 香港株式市場は反発して前場を終えた。ＨＳＢＣホール
ディングス<0005.HK>や中国海洋石油（ＣＮＯＯＣ）<0883.HK>など大型株が上げを主導。
両社ともに約２％上昇している。
ハンセン指数<.HSI>前場終値は３７５．６０ポイント（１．７０％）高の
２万２４３６．７８。
ハンセン中国企業株指数（Ｈ株指数）<.HSCE>前場終値は２１０．８８ポイント
（１．７０％）高の１万２６１５．４０。
ギリシャ議会が中期財政計画を可決し、追加支援の確保に一歩近づいたことが市場を支
援し、投資家のリスク資産投資を後押ししている。
欧州銀行最大手ＨＳＢＣは２．２％高。
ベアリングス・アセット・マネジメント（香港）の中国担当ファンドマネジャー、ウィ
リアム・フォン氏は「中国市場の現在のバリュエーションは十分低いため、相場反発には
さほど多くのきっかけを必要としない」と指摘。インフレ率ピークと来月の企業の好決算
が、より持続可能な株価上昇のきっかけとなる可能性が高い、との見方を示した。同氏は
消費関連株とハイテク株をオーバーウエートとし、銀行株をアンダーウエートとしている。
上海株式市場も反発。このまま推移すれば、ここ３カ月で初めて月間での上昇を記録す
る見通し。大型のエネルギー株と不動産株が買われている。大口の投資家はポートフォリ
オ調整に動くなか、慎重ながらも楽観的な姿勢を取っている。
不動産株は中国政府の公的住宅政策に支援され堅調。同セクターは、中国経済のハード
ランディングの悪影響を受ける可能性が最も低いとみられている。エネルギー株は今月の
原油相場の反発に追随し、上昇している。
上海総合指数<.SSEC>前場終値は３５．０４６ポイント（１．２８％）高の
２７６３．５２９。
神華能源<601088.SS>は３．５％高、中国石油天然ガス（ペトロチャイナ）<601857.SS>
は１％高。
ファンド筋の月末買いで、中国人寿保険<601628.SS>は２．４％高、平安保険
<601318.SS>は３．２％高となっている。