上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
前場終値 2772.677 10.601高 532.0億元(上海A株)
寄り付き 2767.834 5.758高
前営業日終値 2762.076 33.593高 1027.5億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
休場
前営業日終値 22398.10 336.92高 739.8億香港ドル
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[上海 1日 ロイター] 1日の上海株式市場は続伸して午前の取引を終えた。
6月の中国の購買担当者指数(PMI)が低下したことを受けて、金融引き締めが延期
されるのではないかとの期待が広がった。
上海総合指数<.SSEC>は10.601ポイント(0.38%)高の2772.677。
中国物流購買連合会が発表した6月のPMIは50.9と、5月の52.0から低下。
HSBCが発表した6月のPMIも50.1と、5月の51.6から低下した。
アナリストの間では、景気の減速で追加の引き締めが先送りされるのではないかとの見
方が浮上。ただ同国のインフレ率は6月にピークに達するとみられており、追加利上げに
対する懸念も根強い。
市場の流動性改善も支援材料。中国の7日物レポレート
ポイント(bp)低下した。
不動産株の業種別指数<.SSEP>が1.7%上昇。不動産開発最大手の万科企業
<000002.SZ>が2.5%上昇している。
米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が出資する電気自動車・電池メーカー、比亜迪
(BYD)<002594.SZ>は10%上昇し、ストップ高。地元メディアによると、同社会長
は、バフェット氏が出資比率の引き下げを計画していないことを明らかにした。
香港市場は特別行政区設立記念日で休場。取引は4日に再開される。