この記事は23日に配信されたものです。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5935.02(+35.13)
前営業日終値 5899.89(+46.07)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 7326.39(+36.25)
前営業日終値 7290.14(+68.78)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3842.70(+25.95)
前営業日終値 3816.75(+62.15)
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<ロンドン株式市場> 続伸して終了した。ただ、ギリシャに対する支援策への期待感
が発表当初に比べ薄らいたことで、銀行株の上げ幅が縮小した。
銀行株<.FTNMX8350>はまちまちの取引となった。ロイヤル・バンク・オブ・スコットラ
ンド(RBS)
一方、ロイズ
保険株<.SXIP>もこのところの高値から下落。ただ保険大手のアヴィヴァ
のうわさから1.3%値上がりした。
相場を下支えしたのは携帯電話大手ボーダフォン・グループ
感され2%高となった。
医薬品大手アストラゼネカ
ンチが、同社の投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に引き下げたことが嫌気された。
<欧州株式市場> 続伸して終了した。ギリシャ第2次支援合意を受け安心感が広がる
なか、石油株がこの日の上昇を主導した。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は5.78ポイント(0.52%)高
の1108.90。週間ベースでは2%上昇した。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は9.26ポイント(0.34%)高の
2772.60。
仏トタル
ギリシャの銀行株の上昇も目立った。ナショナル銀行
スペインのバンキンテル
一方、イタリアの銀行株は利食い売りで下落。ウニクレディト
インテサ・サンパオロ
ユーロ圏首脳は21日の首脳会議で、民間部門の参加などを盛り込んだ対ギリシャ第2
次支援策で合意した。欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)からの公的支援として
の1090億ユーロを供与するほか、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の機能強
化なども決めた。
ただ、フィッチ・レーティングスはこの日、ユーロ圏首脳会議で合意したギリシャ支援
策を受け、ギリシャの格付けを制限的デフォルトにする方針を明らかにした。
また、エコノミストの間からは、今回の措置が債務危機解決に十分か疑問視する声も聞
かれる。
[東京 23日 ロイター]