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UPDATE1: 東京株式市場・前場=続伸、高値更新後はもみあい

発行済 2010-01-05 11:40

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

前場終値 10756.42 +101.63 前場終値 10750 +110

寄り付き 10719.44 寄り付き 10780

安値/高値 10716.17─10773.14 安値/高値 10710─10790

出来高(万株) 89697 出来高(単位) 33455

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 [東京 5日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸。寄り付き直後に、取引時

間中の昨年来高値(1万0767円00銭)を更新した。ただ、その後は達成感などから

伸び悩み。急ピッチで上昇したこともあり、ここから更なる上値追いとなるのか見極める

姿勢になったという。一部金融機関の増資が近いとの観測もあり、希薄化懸念も上値を抑

えたとみられている。

 世界景気の回復に対する確信から市場心理は強気となっている一方、為替動向や8日に

発表される12月の米雇用統計など「外部要因待ちのスタンスに変わりはない」(国内投

信)との声も出ている。

 前場の東証1部騰落数は値上がり1137銘柄に対して値下がり386銘柄、変わらず

が150銘柄だった。午前の東証1部の売買代金は5855億円。

 きょう午前の東京市場は、高値更新の後は1万0750円前後でのもみあいとなった。

ある準大手証券情報担当者によると「オプションの権利行使価格1万0750円前後で攻

防戦になっているが、これを抜けると1万1000円まで上値余地が広がりそうだ」とい

う。

 

 一方、欧米株と比べた日本株の出遅れ感を指摘する声が少なくない。市場では「日本株

は2009年に他市場よりも大きく下がった反動もあり、海外投資家のウエート引き上げ

などによる出遅れの修正が期待できる。きょうも海外投資家による主力輸出株の買いが目

立っている」(国内証券投資情報部)との声がきかれた。

 みずほ総研調査本部・市場調査部長の長谷川克之氏は、国内企業のM&A(企業の合併

・買収)意欲が増していると指摘。「新年に入り、市場では企業マインド改善への期待も

感じられる」と述べた。ゴールドマン・サックス証券(GS証券)は11月に発表したリ

ポートで、2010年の日本の株式市場では、M&Aが重要なテーマになるとの見方を示

した。再編の可能性の高いセクターとして、小売や機械、サービス、電気機械、陸運、そ

の他金融、倉庫、不動産などを挙げている。 

 個別銘柄では、トヨタ自動車<7203.T>やホンダ<7267.T>などの自動車株、ソニー

<6758.T>やキヤノン<7751.T>などはハイテク株が堅調だった。JAL<9205.T>は続伸した。

 三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、

三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などの大手銀行株はプラスで前引けた。

 ファーストリテイリング<9983.T>が売られた。4日に発表した12月の国内ユニクロ事

業の既存店売上高は前年比11.5%増と堅調だったが、いったんの材料出尽くしになっ

たという。

 (ロイター日本語ニュース 石渡 亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com;03-6441-1784;ロイターメッセージング:

akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

 

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

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