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UPDATE1: 東京株式市場・大引け=4日ぶり反落、午後先物売りに押される

発行済 2010-01-07 15:40

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値 10681.66 -49.79 終値 10700 -10

寄り付き 10742.75 寄り付き 10730

安値/高値 10636.67─10774.00 安値/高値 10640─10780

出来高(万株) 233526 出来高(単位) 69979

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 [東京 7日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は4日ぶりの反落となった。午前

は小幅なプラスで引けたものの、午後は手がかり難のなか、アジア株安などを背景に先物

主導で軟化。午後2時ごろから先物で比較的まとまった売りが出て、マイナス幅が拡大し

たという。

 市場では「米雇用統計の発表前で、いったん利益確定の動きが出ているようだ」(コス

モ証券エクイティ部次長の中島肇氏)との声が出きかれた。

 東証1部騰落数は値上がり853銘柄に対して値下がり669銘柄、変わらずが159

銘柄だった。東証1部売買代金は1兆5073億円となった。

 

 立花証券・執行役員の平野憲一氏は「年初から予想外に上昇したことを受けて、あす算

出されるマイナーSQ(特別清算指数)絡みの買い戻しニーズがあったが、それが一巡し

て利益確定売りも出たのではないか」と述べた。「SQ値は1万0750円程度で落ち着

くようにみえたが、1万0500円への思惑も残っており、中間の1万0600円台とな

ったとも考えられる」という。

 みずほ証券エクイティ調査部・シニアテクニカルアナリストの三浦豊氏は「1万100

0円に近づき、高値警戒感はあったため、上値が重いとみた戻り売りが加速したようだ」

とみている。一方で、「25日移動平均線とのかい離は縮小してきており、それほどの過

熱感はない」(国内投信投資顧問)との声も出ている。

 ある国内投信関係者は「例年この時期は、内需系を中心にリターン・リバーサルが活発

化することから、TOPIXと比較して日経平均は弱めに推移しやすいという季節要因も

ある。一方、雇用統計で米国のファンダメンタルズに対する認識が大きく変わる可能性も

あるため、輸出関連株に対しては様子見ではないか」と指摘した。TOPIXは7日、小

幅ながら続伸した。

 業種別では、海運のほか銀行など金融セクターの上昇が目立った。自動車や空運、電気

機器はさえない。

 個別銘柄では、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグル

ープ<8411.T>、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などの大手銀行株が総じて

堅調だった。三井住友フィナンシャルグループは4%超の上昇。増資決定をきっかけに買

い戻しが続いているという。

 日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>などの海運大手がしっかり。

モルガン・スタンレー証券が業界投資判断を「インライン」から「アトラクティブ」に引

き上げたことなどを材料視した。

 トヨタ自動車<7203.T>、ソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>などの主力株は反落した。

日本航空(JAL)<9205.T>は続落。

  

 (ロイター日本語ニュース 石渡 亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com; 03-6441-1784; ロイターメッセージング

:akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

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