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UPDATE1: 東京株式市場・前場=反発、円安好感で高値更新後は伸び悩み

発行済 2010-01-08 11:48

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

前場終値 10753.24(+71.58) 前場終値 10750 (+50)

寄り付き 10743.30 寄り付き 10780

安値/高値 10743.30─10816.45 安値/高値 10740─10830

出来高(万株) 135308 出来高(単位) 37237

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 [東京 8日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は反発した。1ドル93円台に進

んだ円安を好感し、輸出株などが買われた。寄り付き直後に取引時間中の昨年来高値を更

新し、1万0800円に到達した。日経平均がSQ(特別清算指数)値(株式市場の推計

で1万0798円75銭)を上回り、幻の高値とならなかったことも好感されたという。

 株式市場筋によると、寄り付き前の外資系証券10社経由の注文状況は差し引き710

万株の買い越し観測で、10営業日連続の買い越しとなった。「海外勢の買いが観測され

ていることもムードを良くした」(準大手証券トレーダー)という。

 ただ、今晩の12月米雇用統計の発表と国内の3連休を前に利益確定売りも出て、上値

は徐々に重くなった。

 前場の東証1部騰落数は値上がり908銘柄に対して値下がり568銘柄、変わらずが

205銘柄だった。午前の東証1部の売買代金は1兆0023億円。

 ある国内投信のファンドマネージャーは「高値更新で過熱感も出ているほか、SQを除

けば商いも膨らんでいない。円安が進行しているので地合いは強いが、雇用統計前に慎重

なムードもある」とみている。

 ロイターがまとめた民間調査機関の12月の雇用統計で非農業部門雇用者数の予測中央

値は、8000人の減少となっているが、増加予想の調査機関もある。11月が前月比1

万1000人減と予想外の小幅なマイナスだったのに続き、雇用の改善を示すとみられて

いる。一方、12月の失業率の予測中央値は10.1%で、11月の10.0%から上昇

する見通し。

  

 東京市場は年明け以降、輸出関連株と比較して銀行などの金融セクター株の上昇が目立

ち、リターン・リバーサルの動きが活発化していると指摘されていたが、インベストラス

ト代表の福永博之氏は「きょうは、銀行株が利益確定売りに押される半面、電機などが買

われている。物色の循環のスピードが速いという印象だ」と述べた。

  

 業種別では、自動車や精密機器、機械、電機機器など輸出関連の上昇が目立った。空運、

石油・石炭は下落。銀行や不動産もさえない。

 個別銘柄では、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、三菱UFJフィナンシャル

・グループ<8306.T>が反落した。みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は前日終値比で

変わらず。トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの自動車株は総じて堅調だった。

 日本航空(JAL)<9205.T>が続落。法的整理を巡る不透明感が嫌気されているという。

 

 (ロイター日本語ニュース 石渡 亜紀子記者)

(akiko.ishiwata@thomsonreuters.com;03-6441-1784;ロイターメッセージング:

akiko.ishiwata.reuters.com@reuters.net)

 

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 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

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  <0#JTI:> TOPIX先物

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