💎 すべての市場で隠れている割安株をお示しします始めましょう

UPDATE1: 東京株式市場・大引け=続伸、海外勢の主力株買いで日経平均は一時1万0900円を回復

発行済 2010-01-12 16:24

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

終値    10879.14 (+80.82) 終値 10890 (+80)

寄り付き 10770.35 寄り付き 10760

安値/高値 10763.68─10905.39 安値/高値 10750─10910

出来高(万株) 252381 出来高(単位) 74862

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 12日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は続伸した。8日終値付近でも

みあいが続いたが、後場は海外勢が主力株買いの勢いを強め一時1万0900円台を回復。

11日の米株式市場が堅調だったことを受け、連休明けの東京市場も底堅い値動きが続い

た。外為市場でドル/円が92円前半と前週よりも円高に振れ、輸出関連株を積極的に買

いにくい地合いだったが、後場に入って米企業決算への期待感が高まり、海外年金筋の

買いが入ったという。

 

 東証1部騰落数は値上がり1187銘柄に対して値下がり397銘柄、変わらずが

101銘柄だった。東証1部売買代金は1兆6925億円となった。

 

 11日の米株式相場はダウ工業株30種<.DJI>とS&P総合500種<.SPX>が続伸し、

1年3カ月ぶりの高値を更新した。好調な中国の経済指標を受けて大手製造業が買われた。

一方、アップルなどハイテク銘柄に利益確定の売りが出たことから、ナスダック

総合指数<.IXIC>は下落した。中国が発表した12月の貿易統計を好感し、キャタピラー

やアルコアなど国際展開する企業に買いが入った。

 連休明け東京市場は、堅調だった米株価の地合いを受け継いだほか、日経平均が目先

1万1000円を目指す方向に変わりないとの見方から、海外勢が電気や商社などに買い

を入れたと観測される。前場では、外為市場でドル/円が92円前半と前週よりも円高に

振れたことを背景に利益確定売りがみられ、どちらかといえばマイナス圏での取引が続い

た。

 1月限日経平均オプションの最終決済にかかわる日経平均のSQ(特別清算指数)が

1万0798円75銭で、「抵抗線になっている」(大手証券の株式トレーダー)との見

方もあったが、後場に入ると水準を1万0800円台へとやや切り上げた。日経平均の予

想変動率(インプライド・ボラティリティ)は低水準で、日経225オプション

<0#JNI*.OS>2月物のストライク価格1万0750円のプット、コールともに20%付近。

ただ「プットが下落トレンドなので、目先株価が大きく下げる展開は予想しにくい」(国

内証券の株式トレーダー)とみられている。

 後場後半になると海外の年金筋からの買いが観測された。前出のトレーダーは「海外年

金筋の主力株買いの動きが一段と強くなった」と指摘する。市場では「世界的な景気回復

期待や、14日に予定されているインテルの決算など米企業業績への期待が膨ら

み、やや長めの運用資金が流入している。アローヘッドの扱いに慣れたディーラーなども

積極的に動き始めたことで、売買が膨らんでいる」(準大手証券ストラテジスト)との声

が出ていた。

 日経平均は一時1万0900円を回復し、心理的節目の1万1000円に一歩近づいた。

別の大手証券とレーダーは、1万1000円に到達した後の値動きについて、「足元でも

過熱感を持ちながら上昇しているのでどの水準で止まってもおかしくない」としながらも

「節目の1万1000円で達成感が出る感じでもない」との見方を示す。

 銘柄別では、JAL<9205.T>がストップ安比例配分となり、上場来安値の37円で引け

た。ロイターなど複数のメディアは11日、同社の再建を準備している企業再生支援機構

が、会社更生法を活用した事前調整型の法的整理を利用するのに伴い、100%減資を実

施しJAL株の上場維持を断念する方針と報じた。また、ファーストリテイリング

<9983.T>はゴールドマン・サックス証券の投資判断引き下げで売られた。

 一方、新日本製鉄<5401.T>など鉄鋼株の堅調が続き、セクター別の上昇率ではトップだ

った。鉄鋼大手各社はブラジルやインドで相次ぎ高炉を建設する計画で、2020年まで

に生産能力が現在の約4倍になるとの報道を好感した。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング

:takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

  

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

  株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

 

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

 

          東証・大証株券オプションのメニューページ

東証株券オプションの個別メニューページ

大証株券オプションの個別メニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます