(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 4194.91(‐41.37)
前営業日終値 4236.28(+ 2.01)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 4651.82(‐56.39)
前営業日終値 4708.21(‐10.28)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3082.16(‐37.35)
前営業日終値 3119.51(+ 3.10)
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<ロンドン株式市場> 反落。原油・金属価格の下落を受けてエネルギー・鉱山株が売
られた。ただ、ディフェンシブ銘柄が買われ、下値を支えた。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は4月29日以来の安値で引けた。
鉱山株では、ロンミン
カザキミス
5─7.5%値下がりした。
リオ・ティント
ルカン・パッケージング・フード・アメリカスを、米食品包装ベミス
ルで売却することで合意したと発表した。
原油価格は一時64ドルを下回り5週間ぶり安値をつけた。これを受け石油株の売りが
優勢となった。BP
それぞれ値を下げた。ガスのBGグループ
HSBCがシェルの投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げ
たほか、BPやBGグループの目標株価を下方修正したことも石油セクターを圧迫した。
リスク許容度の低下を背景に銀行株も安い。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド
(RBS)
SBC
た。
一方、ディフェンシブ銘柄は堅調となった。消費財大手レキット・ベンキーザー
は2.5%高、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
リー
医薬品のアストラゼネカ
0.9─1.1%値上がりした。
<欧州株式市場> 3営業日続落。最近の欧米・中国の信頼感指数が示していた景気回
復の持続性をめぐる懸念が再燃した。
石油・ガス<.SXEP>、銀行<.SX7P>、資源<.SXPP>各セクターの下げが目立った。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は9.49ポイント(1.13%)安
の833.03。終値ベースでは5月13日以来の安値。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は32.60ポイント(1.37%)安
の2343.88。
原油価格が3.5%超下落する中、石油のENI
2.6%安、ロイヤル・ダッチ・シェル
鉱山株ではリオ・ティント
4.7%安。
DJSTOXX資源株指数<.SXPP>は5.2%安。ドルが上昇し、主要国の景気回復を
めぐる懸念が高まる中、銅相場
金融株ではINGグループ
アクサ
オブ・スコットランド(RBS)
パリ再保険
20億ドルで同社を買収するとのうわさを好感し、14.5%高。
ディフェンシブ株の医薬品<.SXDP>、通信<.SXKP>、食品・飲料<.SX3P>には買いが入っ
た。
ロシュ
アメリカン・タバコ
調査機関センティックスが発表した7月のユーロ圏投資家センチメント指数は予想外に
悪化した。6月までは3カ月連続で改善していた。
世界銀行のゼーリック総裁は、世界経済の回復が近いと主要8カ国は想定すべきでない、
と語った。総裁が主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)のホスト国イタリアのベルル
スコーニ首相にあてた書簡で明らかになった。
[東京 7日 ロイター]