[21日 ロイター] - 原油先物価格は21日アジア時間の取引で小幅上昇している。米原油在庫の減少や、ドルが円などに対して下落したため、ドル建てで取引される原油先物に割安感が出たとして買いが優勢となった。ただ、中国の新型コロナウイルス感染者増加が上値を抑えている。
0126GMT(日本時間午前10時26分)時点で北海ブレント先物は0.08ドル高の1バレル=80.07ドル。米WTI先物は0.06ドル高の76.29ドル。
市場関係者が米石油協会(API)の週間在庫統計(16日までの1週間)を引用して明らかにしたところによると、原油在庫は約310万バレル減少した。ガソリン在庫は約450万バレル増加したという。