[31日 ロイター] - カナダ外務省は31日、抗議活動が広がるイランでデモ参加者の抑圧や逮捕に関与したとして政府高官など個人と団体を新たに制裁対象としたと発表した。
カナダ政府は、西部クルディスタン州出身のマフサ・アミニさん(22)がスカーフの着用法が適切でないと拘束され、その後死亡した事件に関連し、人権侵害の疑いで既にイランの個人・団体に一連の制裁を科している。
ジョリー外相は「女性や若者などイラン国民は人道を抑圧して侵害する政権にあまりにも長く耐えており、命を危険にさらしている」と指摘。「より良い未来を求めるイランの人々をカナダは引き続き支援する」と表明した。