■今後の見通し
天昇電気工業 (T:6776)の2018年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比4.1%増の16,000百万円、営業利益で同28.1%減の920百万円、経常利益で同32.4%減の860百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同39.8%減の580百万円と増収減益の見通しだ。
増収ながら減益となる理由について会社は、前期好調であった高付加価値製品の動向が不確定であること、売上高比率の高い自動車業界の先行きが不透明であること、人材・設備等に積極的に投資を行う予定であることを挙げている。
現在の予想は、これらの不透明要因が最悪となった場合を想定したもので、かなり控え目と言えるだろう。
投資については同社自身がコントロール可能であり、今後の需要先業界の動向次第では上方修正の可能性もありそうだ。
なおセグメント別や向け先業界別の予想売上高は開示していない。
今期の設備投資額は、現時点では前期実績(1,074百万円)とほぼ同額を見込んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
天昇電気工業 (T:6776)の2018年3月期通期の連結業績は、売上高で前期比4.1%増の16,000百万円、営業利益で同28.1%減の920百万円、経常利益で同32.4%減の860百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同39.8%減の580百万円と増収減益の見通しだ。
増収ながら減益となる理由について会社は、前期好調であった高付加価値製品の動向が不確定であること、売上高比率の高い自動車業界の先行きが不透明であること、人材・設備等に積極的に投資を行う予定であることを挙げている。
現在の予想は、これらの不透明要因が最悪となった場合を想定したもので、かなり控え目と言えるだろう。
投資については同社自身がコントロール可能であり、今後の需要先業界の動向次第では上方修正の可能性もありそうだ。
なおセグメント別や向け先業界別の予想売上高は開示していない。
今期の設備投資額は、現時点では前期実績(1,074百万円)とほぼ同額を見込んでいる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)