サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

欧米為替見通し:ドルは上値の重い展開か、材料難のなか買戻し中心

発行済 2016-05-09 17:15
更新済 2016-05-09 17:33
欧米為替見通し:ドルは上値の重い展開か、材料難のなか買戻し中心
今日の欧米外為市場では、ドル・円は上値の重い展開となりそうだ。
ドル下げ止まりを背景とした買戻し中心の取引を予想する。
6日に発表された米雇用統計を受け早期利上げ観測は後退し、手がかりが乏しいなか積極的なドル買いは手控えられる見通し。
6日21時半に発表された米雇用統計は、4月は非農業部門雇用者数が+16万人と+20万人の市場コンセンサスを下回ったほか、3月分は下方修正された。
ドル・円は雇用統計の下振れを受け106円44銭まで下落。
ただ、米ニューヨーク連銀のダドリー総裁が米紙とのインタビューで、今回の雇用統計を「想定内」としたうえで、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げは年内2回との見方を継続。
ドル・円は同総裁の発言や株価の上昇に反応し、107円台まで買い戻された。
今晩の欧米市場では107円後半から108円前半まで小幅に上昇しそうだ。
ただ、円高を見込んでいた投資家による円買いポジション解消のドル買戻しが中心のため、上昇は限定的だろう。
また目先の値動きについては、米6月利上げについては懐疑的な見方が広がるなか、今月13日に予定される黒田東彦日銀総裁による講演と、同日夜の米小売売上高発表までは注目材料が見当たらず、ドルは株価に振らされやすい展開となるだろう。
【今日の欧米市場の予定】 ・18:10 エバンズ米シカゴ連銀総裁が討論会参加(経済と政策、ロンドン) ・23:00 米・4月労働市場情勢指数(3月:-2.1) ・02:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演(ミネソタ経済クラブ)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます