アルゼンチンは、2001年にデフォルト(債務不履行)に陥るなど長年、財政赤字、通貨下落などに悩まされてきた。1人当たり国内総生産(GDP)はその後回復したが、10年代に入り伸び悩んでいる。対照的に米国経済拡大の恩恵を受けるメキシコは高い成長が続き、18年に1人当たりGDPでアルゼンチンを上回った。15、16年に資源価格急落を受けマイナス成長となったブラジルも、資源価格の安定化などにより底入れの兆しがみられる。
アルゼンチンは、2001年にデフォルト(債務不履行)に陥るなど長年、財政赤字、通貨下落などに悩まされてきた。1人当たり国内総生産(GDP)はその後回復したが、10年代に入り伸び悩んでいる。対照的に米国経済拡大の恩恵を受けるメキシコは高い成長が続き、18年に1人当たりGDPでアルゼンチンを上回った。15、16年に資源価格急落を受けマイナス成長となったブラジルも、資源価格の安定化などにより底入れの兆しがみられる。