政府は22日発表した1月の月例経済報告で、景気全体の判断について「輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している」として前月から据え置いた。一方、内閣府の景気動向指数で機械的に導き出される基調判断は今月10日発表された昨年11月分まで4カ月連続で景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」となっており、両者の方向性が食い違う状態が続いている。
政府は22日発表した1月の月例経済報告で、景気全体の判断について「輸出が引き続き弱含むなかで、製造業を中心に弱さが一段と増しているものの、緩やかに回復している」として前月から据え置いた。一方、内閣府の景気動向指数で機械的に導き出される基調判断は今月10日発表された昨年11月分まで4カ月連続で景気後退の可能性が高いことを示す「悪化」となっており、両者の方向性が食い違う状態が続いている。