大阪市議会で7日、大阪府立大学と大阪市立大学を統合し、令和4年春に新大学を開学する議案が提案された。統合構想は少子化で大学進学者が減る中、熾烈(しれつ)な大学間競争を勝ち抜くための府市一体の戦略だ。令和4年度の開学を見込む新大学は、自治体のビッグデータに近い公立大の強みを生かし、高齢化など都市問題に関するシンクタンクも兼ねる「知の拠点」を目指す。国内外から学生や研究者を呼び込むコンテンツを提供し、統合の「相乗効果」を生み出せるかが問われる。
大阪市議会で7日、大阪府立大学と大阪市立大学を統合し、令和4年春に新大学を開学する議案が提案された。統合構想は少子化で大学進学者が減る中、熾烈(しれつ)な大学間競争を勝ち抜くための府市一体の戦略だ。令和4年度の開学を見込む新大学は、自治体のビッグデータに近い公立大の強みを生かし、高齢化など都市問題に関するシンクタンクも兼ねる「知の拠点」を目指す。国内外から学生や研究者を呼び込むコンテンツを提供し、統合の「相乗効果」を生み出せるかが問われる。