米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2月28日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに関する緊急声明を発表し、「経済を支えるために手段を使い、適切に行動する」と利下げを検討する方針を表明した。米株式市場は28日まで7営業日連続で売られ、週間下落幅は3600ドル近くに達した。売りに歯止めがかからない状況に陥っていたため、米金融市場の動揺を鎮める狙いがあるとみられる。パウエル氏は「米経済は力強い」としながらも「コロナウイルスが経済活動にリスクとなっている」と指摘した。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は2月28日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに関する緊急声明を発表し、「経済を支えるために手段を使い、適切に行動する」と利下げを検討する方針を表明した。米株式市場は28日まで7営業日連続で売られ、週間下落幅は3600ドル近くに達した。売りに歯止めがかからない状況に陥っていたため、米金融市場の動揺を鎮める狙いがあるとみられる。パウエル氏は「米経済は力強い」としながらも「コロナウイルスが経済活動にリスクとなっている」と指摘した。