[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が2月に行った調査に参加した英国企業の4分の3以上が、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を巡る先行き不透明感が少なくとも2021年まで続くと予想した。
英中銀が5日に発表した調査結果によると、1月の調査と比べ、ブレグジットの先行き不透明感の解消は2021年より後になると予想する企業の割合が増えた。
2月の調査では、回答企業の76%が、不透明感は少なくとも2021年まで続くと予想。1月調査では、こうした企業の割合は59%で、ここ数カ月、上昇傾向が続いているという。
ジョンソン英首相はEUとの貿易協定を今年12月31日までに締結すると宣言しているが、時間的余裕がなく困難だとみる専門家が多い。
2月の調査は7━21日に行われ、2891社が回答した。