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NY市場サマリー(21日)=ドル上昇・株続落、米原油先物5月物はマイナス価格から回復

発行済 2020-04-22 06:39
更新済 2020-04-22 06:45
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[21日 ロイター] - <為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨に対し2週間ぶり高値に上昇。原油価格が急落する中、リスク資産回避が強まった。

主要6通貨に対するドル指数 (=USD)は0.24%高の100.19。一時は2週間ぶり水準の100.48まで上げた。

前日は米原油先物が暴落し、WTI先物5月物は史上初めてマイナス圏に陥った。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた需要急減が背景。

シリコンバレー・バンクのシニア外為トレーダー、ミン・トラン氏は「明らかにリスクオフの日で、これがドルを支援している」と指摘した。

一方、ノルウェークローネやカナダドルといった石油関連通貨の下げがきつく、世界経済の安定に敏感に反応するスウェーデンクローナも追随した。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米金融・債券市場では国債利回りが低下し、5年債利回りは過去最低を更新した。新型コロナウイルスを巡る不透明感から質への逃避の動きが継続した。

10年債利回り (US10YT=RR)は5.7ベーシスポイント(bp)低下し0.5691%。5年債利回り (US5YT=RR)も0.301%に低下した。

シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジングディクレター、トム・ディガロマ氏は、新型コロナに伴う原油安や株安などを背景に「質への逃避の動きが継続しており、国債への選好が強まっている」と指摘。政府の追加経済対策は大事だが、それ以上に広範なウイルス検査など経済再開に向けた取り組みが重要だと述べた。

経済指標では、3月の米中古住宅販売戸数が年率換算で前月比8.5%減の527万戸となり、下落率は2015年11月以来の大幅なマイナスを記録した。新型コロナ感染拡大を抑えるための異例の措置を受け、消費者が住宅購入を停止したことが背景。市場予想は8.1%減の530万戸だった。

2年債利回り (US2YT=RR)は0.2034%と横ばい。2年債と10年債の利回り格差は36bpと、前日から約7bp縮小した。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 米国株式市場は続落して終了した。原油価格の急落に加え、企業の業績見通し悪化を受け、深刻な景気減速に対する懸念が高まっていることが重しとなった。

S&P主要11セクター全てが1.6%を超す下げとなった。エネルギー (SPNY)は過去8営業日のうち7日下落した。

原油先物価格の急落に加え、株式市場ではロックダウン(都市封鎖)措置による経済的影響の広がりに懸念が強まっている。

情報技術 (SPLRCT)は4.1%安、金融 (SPSY)が3.2%安。新型コロナを巡る不確実性を理由に多くの企業が業績予想を撤回する中、投資家は第1・四半期決算でコロナ危機の影響を見極めようとしている。

S&P総合500種は3月安値から20%を超す戻りを見せたが、プルデンシャル・ファイナンシャルの市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は、直近の下げについて「市場の急速な戻りを受けた調整なのか、市場全体の大幅な下げの始まりなのか、それが問題だ」と述べた。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相は、原油相場の急落で商品相場全般が弱含む中、損失補填(ほてん)の換金売りが膨らみ、反落した。

前日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経済活動の停滞に伴う需要減少や、米原油在庫の積み上がりへの懸念が広がり、史上初のマイナス価格での取引となった。これを受け、21日は他の商品相場も圧迫され、特にパラジウムは大幅に下落した。

また、外国為替市場では主要通貨に対してドルが上昇。ドル建てで取引される金は割高感が強まり、上値が重かった。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、前日に史上初めて付けたマイナス価格から回復した。米国産標準油種WTIの中心限月5月物の清算値は前日比47.64ドル高の1バレル=10.01ドルとなった。ただ、実質的な取引の中心である6月物は8.86ドル安の11.57ドルだった。

前日は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響による需要急減懸念に加え、供給過剰で貯蔵余力が限界に近づきつつあるとの見方が広がり、投資家の投げ売りが加速。5月物の清算値はマイナス37.63ドルとなり、売り手が手数料を支払って原油を引き取ってもらう異常事態に陥った。

この日は中心限月の交代日に当たり、最終の売買となった5月物は薄商いの中をプラス圏を回復して取引を終了。ただ、需要の落ち込みや供給過剰が当面は解消されないとの見方から、新たに中心限月となる6月物には売りが膨らんだ。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 107.76/107.79

始値 107.38

高値 107.89

安値 107.37

ユーロ/ドル NY終値 1.0856/1.0860

始値 1.0831 (EUR=)

高値 1.0880

安値 1.0817

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 121*04.00 1.1599% (US30YT=RR)

前営業日終値 119*01.00 1.2350%

10年債(指標銘柄) 17時05分 108*29.00 0.5659% (US10YT=RR)

前営業日終値 108*10.00 0.6260%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*26.50 0.3308% (US5YT=RR)

前営業日終値 100*23.25 0.3520%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*10.75 0.2014% (US2YT=RR)

前営業日終値 100*10.75 0.2020%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 23018.88 -631.56 -2.67 (DJI)

前営業日終値 23650.44

ナスダック総合 8263.23 -297.50 -3.48 (IXIC)

前営業日終値 8560.73

S&P総合500種 2736.56 -86.60 -3.07 (SPX)

前営業日終値 2823.16

COMEX金 6月限 1687.8 ‐23.4 <0#GC:>

前営業日終値 1711.2

COMEX銀 5月限 1487.6 ‐73.8 <0#SI:>

前営業日終値 1561.4

北海ブレント 6月限 19.33 ‐6.24 (LCOc1)<0#LCO:>

前営業日終値 25.57

米WTI先物 5月限 10.01 +47.64 (CLc1)<0#CL:>

前営業日終値 ‐37.63

CRB商品指数 106.2929 ‐12.4692 (TRCCRB)

前営業日終値 118.7621 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200421T213859+0000

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