米連邦準備制度理事会(FRB)は4月29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を実質的なゼロ水準(0~0.25%)に据え置くとともに、米国債買い入れなどによる量的金融緩和策を維持することを決めた。米経済が新型コロナウイルスによる影響から脱却する見通しが立つまで金融政策を総動員する姿勢を明確にした。市場関係者の間には、FRBが長期戦の態勢に入り、ゼロ金利は5年にわたり継続するとの見方が浮上している。
米連邦準備制度理事会(FRB)は4月29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、主要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を実質的なゼロ水準(0~0.25%)に据え置くとともに、米国債買い入れなどによる量的金融緩和策を維持することを決めた。米経済が新型コロナウイルスによる影響から脱却する見通しが立つまで金融政策を総動員する姿勢を明確にした。市場関係者の間には、FRBが長期戦の態勢に入り、ゼロ金利は5年にわたり継続するとの見方が浮上している。