[ベルリン 8日 ロイター] - 独紙ハンデルスブラットは8日、ドイツの2024年末までの税収は5月時点の予想より360億ユーロ(424億7000万ドル)少なくなると報じた。新型コロナウイルス感染拡大に対応するための税制の変更が主な要因としている。
ショルツ財務相は10日に暫定税収見通しを公表する。同紙によると、この見通しでは来年の税収が従来見通しより約100億ユーロ少なくなる。ただ、2022年から状況は改善し始めるという。
ショルツ財務相は7日、独経済は新型ウイルス感染拡大の影響から回復しつつあり、遅くとも22年初旬にはコロナ禍前の状態に戻るとの見通しを示した。ただこれまでに得られた進展を持続させるために、政府借り入れの増加が必要になるとの考えを示した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200908T210751+0000