[フランクフルト 11日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)銀行監督委員会の副委員長を務めるメルシュ専務理事は11日、ユーロ圏の銀行に配当を凍結するよう勧告していた内容を12月に見直し、より柔軟に個別のケースごとに判断する可能性を示した。
メルシュ氏は「(配当凍結の)勧告は例外的で一時的なものであり、今後もそうでなければならない」と説明。
「12月に見直しを行う。銀行資本の見通しは引き続き不確実性が高いと判断しない場合、銀行ごとに配当計画を精査する通常の慣行に戻す」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200911T103801+0000