[シドニー 9日 ロイター] - メルボルン研究所とウェストパック銀行が公表した12月のオーストラリア消費者信頼感指数は前月比4.1%上昇した。新型コロナウイルスに伴う制限措置が一段と緩和され、各州が州境を再開する中、上昇は4カ月連続で、10年ぶりの高水準となった。
11月は2.5%上昇していた。
同指数は4月の底を48%上回り、2010年10月以来の高水準となる112となった。調査回答で「楽観」が「悲観」を大幅に超えていることを示している。
ウェストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は「ほんの8カ月を経て、センチメントが新型コロナに伴うリセッションから完全に回復していることは明白なようだ」と述べた。