[18日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は18日、議会で討議されている追加景気対策は、厳しい局面が予想される向こう数カ月間、米経済の支援になると述べた。
ただ、連邦準備理事会(FRB)の金融政策は現時点で適切との考えを表明。CNBCに対し「FRBはフォワードガイダンスと資産買い入れを通して、経済に対し極めて潤沢な支援を行っている」とし、「現在実施している一連の政策の組み合わせは、まさにFRBが望ましいと考えているものだ」と述べた。
一方、新型コロナの感染者や入院患者の急増は「明らかに経済に影響を与えている」と述べ、今後数カ月間は「厳しい状況」になると予想した。
週初にコロナワクチン接種開始されたことや2番目のワクチン承認が近いことについては、「個人的には2021年に向けて経済に関して非常に楽観的になれる」と述べた。
また、米国が二番底の景気後退に陥るとは考えていないとし、来年の経済成長率は4%を超えるとの見方を示した。
*情報を追加します