40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

IMF、ドイツに企業支援の継続訴え 「倒産跳ね上がる恐れ」

発行済 2021-01-20 01:23
更新済 2021-01-20 01:27

[フランクフルト/パリ 19日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は19日、ドイツ経済について、新型コロナウイルス禍で倒産に追い込まれた企業の約1割が引き続き政府支援を受けており、支援が打ち切られた場合、倒産がさらに増え、銀行に悪影響を及ぼす恐れがあるという見解を示した。

報告書では、宿泊や飲食業への打撃が最も大きく、国の支援がなければ融資の3分の1近くが返済不能に陥っていた可能性もあると指摘。特に地域貯蓄銀行からの借り入れが多い中小零細企業への支援が停止した場合、倒産は跳ね上がる恐れがあるとし、信用リスクの蓄積を注意深く監視する必要があると述べた。

対独ミッションチーフを務めるシェカール・アヤール氏は、ドイツが必要に応じて借り入れを増やせるとする一方、時短勤務(クルツアルバイト)制度に伴う給付が撤回されれば「多くの痛み」が生じるため、「微妙なバランス調整」が必要と訴えた。

国内の受給者は昨年4月時点で600万人に達し、年末にかけてもなお約200万人が給付対象だった。  

フランス経済については、2020年が9%縮小する一方、21年は5.5%のプラス成長になると予想。ただ、コロナ禍で企業のバランスシートが逼迫しているほか、高い失業率が経済活動を圧迫するため、景気が回復してもコロナ前の水準には届かない見込みとした。

対仏ミッションチーフを務めるジェフリー・フランクス氏は、「債務が高水準に膨らんでいることから、今こそ信頼できる中期的な財政健全化計画を策定し、承認するときだと考えられる」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます