東北大と東京大、富士通研究所は16日、計算速度世界一のスーパーコンピューター「富岳」を使って、市街地に浸水する津波を瞬時に詳細に予測できる人工知能(AI)を開発したと発表した。より適切な避難行動を支援して減災に貢献できると期待される。減災に加え、自治体や民間事業者による事前の防災対策にも活用してもらうのが狙いで、今後、予測精度の向上やさまざまな地域での検証を進め、2年後の実用化を目指す。
東北大と東京大、富士通研究所は16日、計算速度世界一のスーパーコンピューター「富岳」を使って、市街地に浸水する津波を瞬時に詳細に予測できる人工知能(AI)を開発したと発表した。より適切な避難行動を支援して減災に貢献できると期待される。減災に加え、自治体や民間事業者による事前の防災対策にも活用してもらうのが狙いで、今後、予測精度の向上やさまざまな地域での検証を進め、2年後の実用化を目指す。