[ワシントン 1日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は1日、投資家は将来の利上げや債券購入ペース変更の時期を先読みするのではなく、米連邦準備理事会(FRB)の「明確」な政策ガイダンスや経済情勢の動向に焦点を当てるべきとの認識を示した。
バーキン総裁は、長期利回り上昇の要因は成長・インフレ加速見通しへの反応で、現時点で投資に影響していないと指摘した。
積み上がった需要や高水準の貯蓄を踏まえ、物価が春に上昇する可能性があるとしつつも、インフレ期待は妥当とされるレンジを超えて高まっておらず、依然FRBの目標を若干下回っていると述べた。
また、FRBが昨年12月に見通しを示して以降、下振れリスクは大幅に後退したもようとの認識を示した。