【ワシントン=塩原永久】国際通貨基金(IMF)は6日発表の世界経済見通しで、2021年の世界全体の成長率を6・0%と予測した。米国の大型財政出動が支えとなり、1月時点の見通しから0・5ポイント上方修正した。先進国主導で回復する一方、途上国・貧困国は新型コロナウイルス対策の遅れなど困難に直面していると指摘。変異株の流行拡大をワクチンで食い止められなければ、急減速する懸念もあるとした。
【ワシントン=塩原永久】国際通貨基金(IMF)は6日発表の世界経済見通しで、2021年の世界全体の成長率を6・0%と予測した。米国の大型財政出動が支えとなり、1月時点の見通しから0・5ポイント上方修正した。先進国主導で回復する一方、途上国・貧困国は新型コロナウイルス対策の遅れなど困難に直面していると指摘。変異株の流行拡大をワクチンで食い止められなければ、急減速する懸念もあるとした。