【ニューヨーク=平田雄介】2016年5月に広島を訪問した当時のオバマ米大統領が「核兵器のない世界」を追求すべきだと発言してから27日で5年が経過したが、現状は核兵器「廃絶」からほど遠い。核弾頭保有数で突出する米露の削減努力だけでなく、台頭する中国の軍縮・軍備管理の枠組みへの取り込み、人工知能(AI)など新技術がもたらす近代化への対処など新たな課題も浮上する。
【ニューヨーク=平田雄介】2016年5月に広島を訪問した当時のオバマ米大統領が「核兵器のない世界」を追求すべきだと発言してから27日で5年が経過したが、現状は核兵器「廃絶」からほど遠い。核弾頭保有数で突出する米露の削減努力だけでなく、台頭する中国の軍縮・軍備管理の枠組みへの取り込み、人工知能(AI)など新技術がもたらす近代化への対処など新たな課題も浮上する。