[13日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は13日、需要の急増や供給の制約(ボトルネック)に伴いインフレ高進が予想されるものの、今後数カ月で落ち着く公算と強調した。
CNBCのインタビューで、秋の成長に強気の見方を示すとともに、テーパリング(量的緩和の縮小)に関する議論を始める上で適切な時期に来ていると発言。同時に、インドで最初に検出された感染力の強い新型コロナ変異ウイルス「デルタ株」がとりわけ世界の成長にリスクをもたらしていると警鐘を鳴らした。利上げに関する話し合いは時期尚早とした。