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フィデリティ、中国当局が全額出資の投信部門設立を認可

発行済 2021-08-06 20:15
更新済 2021-08-06 20:18

[上海 6日 ロイター] - 大手運用会社フィデリティ・インターナショナルは、上海に全額出資の投資信託部門を設立する認可を中国証券監督管理委員会(証監会)から取得した。

6月上旬に、米ブラックロックが海外資産運用会社として初めて中国本土で100%出資の投資信託事業を始める認可を受けた。

フィデリティは声明で、引き続き準備を進め、業務開始の認可取得を目指すと述べた。

中国は、米国との通商合意に基づき2020年4月に投資信託事業と証券事業の外資出資規制を撤廃した。

ニューバーガー・バーマンやシュローダーなどの外国資産運用会社が、中国当局に全額出資の投資信託部門設立を申請している。

JPモルガンやモルガン・スタンレーなどの大手銀行は、合弁投信の全額出資に動いている。

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