[1日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は1日、連邦準備理事会(FRB)が利上げを実施する条件は2022年末までに達成される可能性があるとの見方を示した。
メスター総裁は「労働市場で進展が見られ、インフレも低下に向かう」と予想。供給と繰越需要(ペントアップデマンド)を巡る問題が緩和すれば、インフレ率は低下していくと予想。22年と23年は2%を超える水準に収まるとの見方を示した。
また、インフレ期待は抑制され続けると予想。ただ、インフレ率が高止まりし、中長期的なインフレ期待の上昇が続けば、対応する必要が出てくると述べた。