[パリ 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるビルロワドガロー仏中銀総裁は、ECBは今後の金融政策において「オプショナリティー(選択の柔軟性)」の維持を重視すると述べた。19日付の仏経済紙・レゼコーがインタビュー記事を掲載した。
ECBは16日の理事会で、新型コロナウイルス対応の緊急支援策は終了するが資産買い入れは継続し、来年の景気を支援する方針を示した。
ビルロワドガロー氏は「(16日の)議論で最も使われた言葉は『オプショナリティー』だった。これはこの不確実な時期に、観測された実際のデータに応じて、いつでも金融政策を調整する能力のことだ」と述べた。