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米上院銀行委、パウエル・ブレイナード両氏指名公聴会を来週開催

発行済 2022-01-05 02:29
更新済 2022-01-05 08:18
© Reuters. 米上院銀行委員会は、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長(写真)の再任指名とブレイナード理事の副議長指名に関する公聴会を来週2回開催する。2021年9月撮影(2022年 

[ワシントン 4日 ロイター] - 米上院銀行委員会は4日、パウエル連邦準備理事会(FRB)議長の再任指名に関する公聴会を米東部時間11日午前10時(日本時間12日午前0時)から開催するとウェブサイトで発表した。

ブレイナード理事の副議長指名に関する公聴会も、来週13日に開催する。

パウエル氏の指名公聴会は、先月の連邦公開市場委員会(FOMC)以降、初めての公の場での発言機会となる。FRBは先月、債券買い入れプログラムを3月までに終了することを決定し、2022年に3回の利上げを実施するという見通しを示した。

それ以降、新型コロナウイルスの感染者は過去最多を記録。学校や旅行、一部のビジネスなどに影響が及んでいる。

FRBの他の重要ポストの選定を巡り、ホワイトハウスのサキ報道官は4日、バイデン大統領は多様性を主眼に置いていると述べた。

空席となっているポストを埋めるための発表が、いつ行われるかには言及せず「近々発表されると思う」と述べた。

バイデン氏は、サラ・ブルーム・ラスキン元FRB理事を銀行監督担当副議長に、黒人の経済学者であるミシガン州立大学のリサ・クック氏とデービッドソン・カレッジのフィリップ・ジェファーソン氏を理事に起用することを検討しているとみられている。

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