40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

ECB、エネルギー高でインフレ抑制必要も=シュナーベル専務理事

発行済 2022-01-10 12:04
更新済 2022-01-10 12:09
© Reuters.  欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は8日、エネルギー価格の上昇でECBが高インフレを「看過」するのをやめて物価抑制策を取らざるを得なくなる可能性を指摘し、特に

[フランクフルト 8日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は8日、エネルギー価格の上昇でECBが高インフレを「看過」するのをやめて物価抑制策を取らざるを得なくなる可能性を指摘し、特に低炭素社会への移行がインフレ要因であればそうなるだろうと述べた。

シュナーベル氏は講演で「低炭素への移行は、中期的にインフレ率の上振れリスクを生む」と指摘。「エネルギー価格の上昇で『看過』政策からの離脱が求められるかもしれない」と語った。

同氏は、ECBが政策転換を迫られる二つのシナリオがあると発言。一つ目はエネルギー価格の高騰が他の経済セクターに波及し、価格設定行動を変える場合だと話した。ただ、これまでのところは二次的な影響が広がっている兆候は見られないとの認識を示した。

もう一つのシナリオは、炭素税と低炭素社会への移行がエネルギー価格に大きな影響を与え、ヘッドラインのインフレ率が目標を上回る恐れがあるケースという。

シュナーベル氏は、低炭素化の過程で需給不均衡が長期化する可能性があり、排出権価格は一段高になる公算が大きいと指摘。その上で、これはエネルギー価格と電力価格が中期的に、これまでの平均以上に消費者物価の上昇要因になり得ることを意味すると付け加えた。

また、炭素税が経済成長のマイナス要因になる公算は小さく、むしろ若干プラスの影響をもたらす可能性が調査で示されていると説明した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます