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韓国中銀の次期総裁に李IMF局長、ハト派色強まる可能性

発行済 2022-03-23 14:16
更新済 2022-03-23 16:27
© Reuters.  3月23日、韓国大統領府は、韓国銀行(中央銀行)の次期総裁に国際通貨基金(IMF)の李昌ヨン(イ・チャンヨン)アジア太平洋局長を指名する人事を発表した。写真は韓国銀行。

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国大統領府は23日、韓国銀行(中央銀行)の次期総裁に国際通貨基金(IMF)の李昌ヨン(イ・チャンヨン)アジア太平洋局長を指名する人事を発表した。

今月31日に任期を終える李柱烈総裁の後任となる。

文在寅大統領は同指名人事について5月に就任予定の尹錫悦次期大統領と協議したという。

中銀総裁の指名人事に国会の承認は不要だが、議員との質疑応答が行われる予定。

李次期総裁は、中銀がインフレ抑制に向け積極的な利上げを続けるとみられる中、就任することになる。

エコノミストは次期総裁について、現総裁よりタカ派色が薄いが、中銀の従来の路線が大きく変更されることはないと指摘している。

キョボ証券のエコノミストは「過去のコメントやリポートを見ると、どちらかと言えばハト派だが、今の経済情勢では、そうした姿勢を打ち出さないだろう。ただ、理事会のハト派色が強まる可能性はあると思う」と述べた。

次回の中銀理事会は4月14日。市場では政策金利が年内に現在の1.25%から1.75%に引き上げられると予想している。

大信証券は、次期総裁は現総裁よりタカ派色が薄いが、「数回利上げするまでは、その点をあからさまに示すことはないだろう」と述べた。

中銀は昨年8月以降、インフレ圧力と金融不均衡の抑制のため、3回の利上げを実施している。

61歳の李昌ヨン氏は2014年にIMFに入った。アジア開発銀行のチーフエコノミストを務めた経歴がある。企画財政省にも太いパイプがある。

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