[博鰲(中国) 21日 ロイター] - 中国金融学会グリーンファイナンス専門委員会の馬駿主任は21日、香港と炭素市場をつなぐプログラムを試験的に開始し、急成長する中国のグリーンファイナンス市場へ外国人投資家を呼び込むべきとの見解を示した。
既存の株式・債券相互取引制度により、香港や海外の投資家は中国本土取引所の上場証券を取引することができる。
中国人民銀行(中央銀行)元アドバイザーの馬氏は、年次「博鰲(ボアオ)アジアフォーラム」で記者団に対し、試行プログラムが香港と広東省を結び、その後流動性が向上すれば全国に拡大する可能性があると述べた。