[香港/北京 25日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は先週の19日に各銀行と会合を開き、不動産開発会社による不良資産の処理について協議した。関係筋4人が明らかにした。
関係筋2人によると、中国恒大集団や佳兆業集団など資金難にあえぐ不動産会社12社も会合に招かれた。
人民銀は会合で商業銀行に対し、不動産開発会社への新規融資と既存融資の延長を奨励。また、資産管理会社5社も会議に出席したという。
国内紙の中国証券報によると、参加したデベロッパーには中梁控股と陽光城も含まれている。
人民銀と各社からはコメントを得られなかった。
会合に出席したデベロッパー2社は25日、銀行からさらなる融資を確保できる見込みについてはあまり楽観的ではないとの認識を示した。