[9日 ロイター] - ニューヨーク連銀が9日に発表した調査によると、米消費者の1年先のインフレ期待が中央値で0.3%ポイント低下し6.3%となった。一方、3年先のインフレ期待は0.2%ポイント上昇し3.9%となった。
1年先のインフレ期待の内訳はガソリン価格が4.4%ポイント低下の5.2%、食費・医療費は0.2%ポイント低下の9.4%。一方、住宅価格は6.0%と変わらずだったほか、家賃の伸びは過去最高を記録した。
また、家計支出の伸びも中央値で8.0%と0.3%ポイント上昇し過去最高となった。
米国株は直近で急落しているものの、消費者は目先の株価上昇に再び楽観的な見方を示した。1年後に株価が上昇するとの見方は平均で0.6%ポイント上昇し37.9%となった。
調査はインターネット上で1300世帯を対象に実施された。