[ワシントン 30日 ロイター] - バイデン米大統領は、連邦準備理事会(FRB)にはインフレをコントロールする主要な責任があると述べ、「決定に不適切な影響」を及ぼそうとはしないと約束した。
31日にパウエルFRB議長との面会を控え、30日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に寄稿した。
バイデン氏は「前任者(トランプ前大統領)はFRBをおとしめ、過去の複数の大統領はインフレが高まった時期に不適切な形でその決定に影響を与えようとした。私はそんなことはしない」と表明。「インフレとの闘いが今の経済の最重要課題」というFRBの評価に同意するとした。
また、米国政府は「この経済が不透明な時に、家庭にとってモノをより手頃な価格にするためにあらゆる現実的な手段を講じる」べきと訴えた。