40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

トルコCPI、5月は24年ぶり上昇率 エネルギー高や通貨安が打撃

発行済 2022-06-03 17:17
更新済 2022-06-03 23:09
© Reuters. FILE PHOTO: People stroll at Mahmutpasa street, a middle-class shopping area, in Istanbul, Turkey May 6, 2022. REUTERS/Murad Sezer

[イスタンブール 3日 ロイター] - トルコ統計局が3日発表した5月の消費者物価指数(CPI)前年比上昇率は73.5%で1998年10月以来、24年ぶりの高い伸びを記録した。エネルギー価格の上昇や通貨リラ安が背景。

項目別では輸送価格が108%上昇、食品も92%上昇した。

CPIは前月比2.98%上昇した。

ロイターがまとめた市場予想は前年比上昇率が76.55%、前月比は4.8%だった。

5月の生産者物価指数(PPI)は前年比132.16%上昇、前月比8.76%上昇だった。

リラはエルドアン大統領の金融緩和志向を受けて昨年対ドルで44%下落し、今年も20%下落している。輸入価格の上昇が企業と家計の負担を重くしている。

CPIの前年比上昇率がエルドアン氏の20年の在任期間中で最も高くなったが、ネバティ財務相は月次インフレ統計は低下傾向にあり前向きな兆候だと指摘した。

同相は以前、インフレ率について、来年の選挙あたりには低金利、高生産・輸出を重視する経済計画のもとで一桁に低下するとの見方を示していた。

しかし5月の貿易赤字はエネルギー輸入コストの急増で前年比157%増加し約107億ドルとなった。

エコノミストは、インフレ率が年内は高止まりするとみている。年末時点の予想中央値は63%で先月の調査の52%から切り上がった。

PolitikYolのコラムニスト、アルダ・タンカ氏は、経済原理を逸脱したような現行の政策で物価高を解決することはできないと述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます