[東京 7日 ロイター] - 鈴木俊一財務相は7日、為替が約20年ぶりの円安水準を更新したことについて、主要7カ国(G7)などとの国際合意に基づき「米通貨当局などと緊密な意思疎通を図りつつ、政府として適切に対応する」と述べた。同日午前の閣議後会見で語った。
為替相場に関しては「経済のファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要。急速な変動は望ましくない」と語った。政府として「為替市場の動向や日本経済への影響を緊張感を持って注視している」とも述べた。
一方、為替水準そのものについて、鈴木財務相は「コメントするのは控える」と明言を避けた。