[ロンドン 12日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は12日、エリザベス女王の国葬が執り行われる19日は、通常の祝日と同様、銀行間決済システム(CHAPS)を休止しポンドの公開市場操作(オペ)を取り止めると発表した。
また金融政策委員会を1週間延期して22日としたことに伴い、市中銀行が中銀に預け入れている準備金の金利の計算期間を21日に延長するとした。
国葬に先立ち、今週予定されていた英中銀のスウィーニー理事ら中銀当局者の講演は全て延期される。
金融行動監視機構(FCA)も週内に予定していた年次総会を延期し、「喪に服す間、ビジネス上重要な最新情報のみを発表する」とした。
19日はバンクホリデー(祝日)となるため、ロンドン証券取引所や世界的な保険市場ロイズ・オブ・ロンドン(ロイズ保険組合)は休場となる。