40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

IMF、東南アジア成長予測下げ 世界経済減速が中国再開効果上回る

発行済 2023-01-31 14:57
更新済 2023-01-31 15:18
© Reuters.  1月31日、国際通貨基金(IMF)は、東南アジア諸国の2023年成長率予測を下方修正した。写真はシンガポールのビジネス地区で27日撮影(2023年 ロイター/Caroline Chia

[シンガポール 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は31日、東南アジア諸国の2023年成長率予測を下方修正した。中国経済再開によるプラス効果より世界経済減速の影響が大きくなるとした。

チーフエコノミストのピエール・オリビエ・グランシャ氏は記者会見で、こうした状況を踏まえてシンガポールの23年成長率予測を1.5%とし、昨年10月時点の予測(2.3%)から引き下げたと述べた。

東南アジア諸国連合(ASEAN)主要5カ国(シンガポール、マレーシア、ベトナム、インドネシア、フィリピン)の23年成長率予測は10月の4.5%から4.3%に下方修正、24年についても0.2%ポイント引き下げて4.7%とした。

IMFの調査部門責任者ダニエル・リー氏はロイターに対し、ASEANが22年に5.2%の急成長を記録したのは一時的としつつ、中国が今年、予想以上のペースで経済活動を再開していることにも言及。

「ロックダウン(都市封鎖)などについて話していたのはつい半年前だが、非常に急速に転換した」とし、緊密に結び付く東南アジア地域の成長押し上げにつながる可能性があると述べた。

一方、ベトナムのように中国からのサプライチェーン(供給網)移転で恩恵を受けた国もあるものの、地政学的な分断は全ての国の見通しにマイナスだと指摘した。

ベトナム経済は22年に8%成長したが、IMFは当局によるインフレ対応を背景に今年は5.8%に減速すると予想している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます