[18日 ロイター] - 米金融大手バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)が18日発表した第1・四半期決算は利益が市場予想を上回った。連邦準備理事会(FRB)の利上げで金利収入が押し上げられた。
平均預金残高は昨年末比3%減の2740億ドル。前年同期比では13%減少した。預金残高は中堅銀行シリコンバレー銀の破綻で金融不安が強まって以来、注目されている。
銀行不安や景気後退(リセッション)懸念を背景に、2700万ドルの貸倒引当金を計上。前年同期の200万ドルを上回った。
調整後1株利益は1.13ドルと、リフィニティブがまとめたアナリスト予想平均の1.12ドルを若干上回った。
純金利収入は62%急増し、11億ドルとなった。収入は11%増の44億ドルだった。