[4日 ロイター] - 米連邦預金保険公社(FDIC)は、預金保険基金を充当するための追加資金拠出について、小規模金融機関を免除する一方、大手行に大部分の負担を求める方針。ブルームバーグ(BBG)が4日に報じた。
FDICは早ければ来週にも保険基金充当案を公表する計画という。
FDICはロイターに対しコメントを控えた。
BBGによると、資産規模が100億ドル未満の小規模金融機関は追加拠出が不要となる見通し。昨年末時点で資産がこの基準を下回った機関は4000余りだったという。
FDICはシリコンバレー銀行の破綻で預金保険基金に200億ドルの負担が生じると試算している。