[アテネ 10日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は、劇的な変化がなければECBの利上げは年内に終了するとの見方を示した。
10日公表されたニュースサイト「imerisia.gr」とのインタビューで「現時点の状況では、何も劇的な変化がなければ、利上げは2023年に終わると言える」と指摘。「インフレ率が2%目標にかなり近づくまで、金利は現在の水準もしくはそれを上回る水準に当面とどまるだろう」と述べた。
ストゥルナラス氏はECB内でハト派とみられている。