[30日 ロイター] - ロシア連邦統計局が30日発表した1─6月の企業利益は前年同期比11.4%減の14兆8000億ルーブル(約1543億ドル)だった。
昨年2月に始まったウクライナ侵攻で、西側諸国はロシア経済全体や多数のロシア大企業を対象に制裁を発動。特に金融とエネルギー分野に厳しい制裁が科されている。
1─6月は卸売業や石炭に関連する企業が減益となった。
ロシア経済は昨年に2.1%縮小。政府は主な経済の懸念分野として企業利益の減少を挙げている。今年は経済成長の回復を予想しているが、エコノミストは長期的な成長にはほど遠いとの見方を示している。
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