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NY市場サマリー(31日)S&P反落、ドル上昇、利回り低下

発行済 2023-09-01 07:06
更新済 2023-09-01 07:09
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[31日 ロイター] -

<為替> 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。米の経済指標はまちまちの内容だったが、ドル指数は月間では1.69%上昇する基調にある。一方、ユーロは、欧州中央銀行(ECB)幹部の慎重な発言を受けて下落した。

ドル指数は0.48%高の103.59。ただ、25日に付けた6月1日以来の高値104.44からは下落している。

米商務省が31日発表した7月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.3%上昇し、伸びは前月の3.0%から加速した。個人消費支出は前月比0.8%増。モノとサービスに対する消費が共に伸びたことで、伸びは6カ月ぶりの大きさとなった。

一方、インフレ率の鈍化により、米連邦準備理事会(FRB)が9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置くとの見方も強まった。

CMEグループのフェドウオッチによると、フェデラルファンド(FF)金利先物市場では、FRBが9月会合で金利を据え置く確率を89%、11月の利上げの可能性を45%とみている。

NY外為市場:[USD/J]

<債券> 米金融・債券市場では、不安定な地合いの中、米債利回りが低下した。米経済指標を受け、連邦準備理事会(FRB)が9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で金利を据え置くとの見方が強まった。

また、11─12月の利上げ観測が後退した。

アクション・エコノミクス(サンフランシスコ)のグローバル債券担当マネジング・ディレクター、キム・ルパート氏は、米債利回りは8月初旬からの大幅上昇から修正していると指摘。「FRBがもう1回利上げを行うという無視出来ないリスクはあるものの、おそらく打ち止めになると市場は予想している。11月利上げの可能性は50%を下回るだろう」と述べた。

米商務省が31日発表した7月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.3%上昇し、伸びは前月の3.0%から加速した。前月比では0.2%上昇と、伸びは前月から横ばいだった。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年同月比4.2%上昇。伸びは前月の4.1%から加速した。

マッコーリーのグローバル金利・外為ストラテジスト、ティエリー・アルバート・ウィズマン氏は「全体的にPCEはCPI(消費者物価指数)やPPI(卸売物価指数)など他のインフレ指標とともにインフレが減速していることを示している」とした。

米金融・債券市場:[US/BJ]

<株式> 米国株式市場はダウ工業株30種とS&P総合500種が反落して終了した。インフレ指標が予想通りとなったことを受けて上昇する場面もあったが、次第に売りが優勢になった。

一方、ナスダック総合は続伸し、4週間余りぶりを高値を記録。商務省が発表した7月の個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.3%上昇と市場の予想通りとなり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを一時停止するとの見方が強まった。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年同月比4.2%上昇。こちらも予想と一致した。

CMEのフェドウオッチによると、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが政策金利を据え置く確率は88.5%にとどまり、11月の据え置き確率は約51%となった。

ロングボウ・アセット・マネジメントのジェイク・ダラーハイド最高経営責任者(CEO)は、「投資家はFRBが指標次第の姿勢だと考えており、PCE統計は市場にとって好ましい内容だった。これまでの利上げが奏功している」と指摘した。

米国株式市場:[.NJP]

<金先物> ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、インフレ関連の経済指標が市場予想通りの内容となったことを受けて、4営業日ぶりに反落した。

米商務省が朝方発表した7月の米個人消費支出(PCE)物価指数は総合が前年同月比3.3%上昇、価格変動が激しいエネルギーと食品を除いたコアが4.2%上昇と前月から加速。米連邦準備理事会(FRB)が物価目標とする2%を上回ったものの、市場予想通りの内容となった。指標発表前には思惑買いに一時1975ドル近くまで上昇したものの、予想通りの内容となったことで、その後は弱含んだ。

NY貴金属:[GOL/XJ]

<米原油先物> ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、需給引き締まり観測を背景にした買いに、6営業日続伸した。

前日公表された米週間原油在庫が予想を大きく上回る取り崩しとなったほか、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が協調減産方針を維持するとの見通しが示されたことを背景に需給逼迫懸念が広がり、相場は朝方から午前にかけてほぼ一本調子で上伸した。

NYMEXエネルギー:[CR/USJ]

ドル/円 NY終値 145.53/145.56

始値 145.92

高値 146.22

安値 145.36

ユーロ/ドル NY終値 1.0841/1.0845

始値 1.0871

高値 1.0885

安値 1.0836

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 98*18.50 4.2089%

前営業日終値 98*08.50 4.2280%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*04.00 4.1062%

前営業日終値 98*01.00 4.1180%

5年債(指標銘柄) 17時05分 100*18.00 4.2489%

前営業日終値 100*14.50 4.2730%

2年債(指標銘柄) 17時05分 100*08.25 4.8629%

前営業日終値 100*07.00 4.8840%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 34721.91 -168.33 -0.48

前営業日終値 34890.24

ナスダック総合 14034.97 +15.66 +0.11

前営業日終値 14019.31

S&P総合500種 4507.66 -7.21 -0.16

前営業日終値 4514.87

COMEX金 12月限 1965.9 ‐7.1

前営業日終値 1973.0

COMEX銀 12月限 2481.2 ‐29.2

前営業日終値 2510.4

北海ブレント 10月限 86.86 +1.00

前営業日終値 85.86

米WTI先物 10月限 83.63 +2.00

前営業日終値 81.63

CRB商品指数 281.9055 +0.7575

前営業日終値 281.1480

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